変換効率とは？

光エネルギーを電気エネルギーに変える効率。一般的なソーラーパネルの変換効率は15～20％です。

公称最大出力とは？

一定の条件のもとで太陽光パネル1枚あたりに、どの程度の発電能力があるかを記した値(定格出力)

太陽光発電・京セラ(KYOCERA)とソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)を5つの項目で比較！ソーラーパネルメーカーはどちらがおすすめ？

人気の太陽光発電メーカーである「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を５つの項目で比較してみました。

「京セラ(KYOCERA)」は、太陽光発電のパイオニアとしてトータルマネジメントが可能な点を売りにしており、細やかなサポートとアフターサービスが魅力です。

「ソーラーフロンティア」は出光グループの一員として40年以上の歳月をかけ、太陽電池研究に取り組んでいます。

ソーラーパネルを設置する際に基本となる「1.導入時の価格相場」「2.最大変換効率」「3.パネルの種類」「4.耐久性」「5.保証サービス」を徹底比較しています。

両社の良いところ悪いところを、中立的な立場で分かりやすくまとめました。

これからどちらの太陽光発電を設置しようか、迷っている方の参考になれば幸いです。

「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を5つの項目で比較しました！
1.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を導入時の価格相場で比較！
2.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を変換効率で比較！
3.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」をパネルの種類で比較！
4.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を耐久性で比較！
5.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を保証サービスで比較！
「京セラ(KYOCERA)」をおすすめの方はこんな人！
「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」をおすすめの方はこんな人！
まとめ

「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を5つの項目で比較しました！

1.導入時の価格相場	太陽光発電の導入時の価格相場、パネル1枚当たりの価格、関連機器の価格など
2.変換効率	変換効率、公称最大出力
3.パネルの種類	パネルの種類、パネルの特徴
4.耐久性	耐久性、適している気候
5.保証サービス	保証サービス、サポート、問い合わせ窓口

Q 変換効率とは？: A

光エネルギーを電気エネルギーに変える効率。
一般的なソーラーパネルの変換効率は15～20％です。

Q 公称最大出力とは？: A

一定の条件のもとで太陽光パネル1枚あたりに、どの程度の発電能力があるかを記した値(定格出力)

上記の５つの項目で、「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を比較してみました。

知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。

1.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を導入時の価格相場で比較！

※税込み価格	京セラ	ソーラーフロンティア
導入時の価格相場	158～189万円	109～152万円
パネル1枚当たりの価格	65,076円～317,460円	記載なし
関連機器	一式セット（蓄電池・パワーコンディショナ・通信モデム・リモコン）：2,310,000円～パワーコンディショナ：382,800円～693,000円出力制御ユニット：オープン価格	蓄電システムパワーコンディショナ V2Hシステム・トライブリッド蓄電システム接続箱モニタリング・出力制御機器

【京セラ(KYOCERA)】

導入時の価格相場はサンテックが不明なため比べられないのですが、最大で200万円近く掛かり特別安いわけではありません。

しかし、様々な屋根に対応しているパネルはサイズが小さいものだと1枚当たりの価格がリーズナブルですね。

【ソーラーフロンティア】

大手のソーラーメーカーと比較すると、導入時の価格相場は低価格です。

セキスイハイム・トヨタホーム・土屋ホーム・住友林業など大手のハウスメーカーが採用しており、実績があるため信頼性が高く安心して設置ができます。

2.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を変換効率で比較！

	京セラ	ソーラーフロンティア
変換効率	14.2%～20.3％	記載なし
公称最大出力	87W～370W	405～410W

【京セラ(KYOCERA)】

変換効率、公称最大出力はパネルの種類によって大きく変動します。

発電効率を上げてより良い効果を期待するのであれば、当然ながら価格の高価なパネルを選ぶ必要があります。

【ソーラーフロンティア】

長州産業と比べて、公称最大出力が非常に高いですね。

ソーラーフロンティアのパネルは、CIS太陽電池を採用しています。多少影になっても影響を受けずに発電することができるので、他社よりも実発電量を多くすることができるのです。

3.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」をパネルの種類で比較！

	京セラ	ソーラーフロンティア
パネルの種類	寄棟屋根/スレート瓦複合寄棟屋根/平板瓦切妻屋根/平板瓦様々な屋根に対応可能	SFA405-120C SFC405-108AG SFC410-108B
パネルの特徴	・業界トップクラスの長寿命特性を有する太陽電池モジュールの製品化を実現・パネルの種類も多く、様々な屋根の形に対応	・ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は次世代太陽電池・独自に開発した日本初の優れた技術をベースに、日本の宮崎県の自社工場で生産される純国産の太陽電池・太陽電池の設置容量に対する実発電量が高い事が一番の特徴

【京セラ(KYOCERA)】

業界トップクラスの長寿命特性を有する太陽電池モジュールの製品化を実現しています。

ルーフレックスは自由にパネルを組み合わせるため、特殊な屋根の形にも対応可能です。屋根一体型も取り扱いがあるため外観のデザイン性を重視する人にもおすすめです。

【ソーラーフロンティア】

現在、パネルは3種類しか取り扱いがありません。

日本の工場で作られる信頼性の高い製品で、設置容量に対する実発電量が高いことが一番の特徴となっています。

4.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を耐久性で比較！

	京セラ	ソーラーフロンティア
耐久性	・京セラの高温高湿試験は、国際基準のIEC規格より厳しい条件で実施・高電圧負荷試験(耐 PID 試験)で「出力低下ゼロ」実証・塩水噴霧試験に合格	カバーガラスに強化ガラスを使用 JET認証の資格試験の一環で降雹試験（直径25ｍｍ　7.53ｇの雹を風速23ｍ/ｓで衝突）で合格
適している気候	記載なし	傾斜のある屋根であれば概ね10ｍ程度の高さ(3階建）までは対応曇りや雨、雪でも日射量がある限り発電
停電・災害時	太陽光発電システムが発電していれば、自立運転に切り替えることで電気を利用することができる	パワーコンディショナ1台につきAC100Vで最大1,500Wまでの電気製品を使用することができる手動で操作

【京セラ(KYOCERA)】

国際基準のIEC規格より厳しい条件で恒温恒湿試験を実施するなど、京セラ独自の試験を行って品質を管理しています。

様々な試験を課すことで、太陽光発電システムの主要環境ストレスである「紫外線」「温湿度」「温度サイクル」に対しても、長寿命なモジュールを生産しているのです。

【ソーラーフロンティア】

パネルのカバーガラスに強化ガラスを使用することで、雹が降っても割れないほどの耐久性を備えています。

ソーラーフロンティア製のCIS太陽電池なら、一般的な太陽電池と電気の流れ方が異なる為、太陽電池モジュールの一部に影ができても影による出力低下は一部に留ることができます。

発電量が高いので、曇りや雨が多い地域でも安心して設置できますね。

5.「京セラ(KYOCERA)」と「ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)」を保証サービスで比較！

	京セラ	ソーラーフロンティア
保証サービス	標準保証(無償) トリプル保証(有償) 1、機器保証：お引渡し日より15年間（標準保証は10年間） 2、自然災害保証：お引渡し日より15年間（標準保証は10年間） 3、出力保証：お引渡し日より20年間（標準保証も20年間）保証期間中であれば、修理回数無制限	20年間標準で出力を保証システム機器については、「10年保証」と、より長く幅広い保証内容の「15年ワイド保証」から選択
サポート	ネットからお問い合わせ可能	電話・WEBから可能
問い合わせ窓口	0120-33-5582 9:00~17:00(土日・祝祭日含む)	太陽光を購入した販売店へ連絡わからない場合は、お客様サービスセンターへ問い合わせ 0120-55-8983 受付時間9:00 ~ 17:30（年末年始を除く）