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食いしんぼレシピ

「みつばち」にすっかり夢中! 甘く幸せな市民活動の輪

宮城県富谷市 「はちみつマドレーヌ」「はちみつとヨーグルトのムース」

とみやブルーベリーや近年人気上昇中のシャインマスカット、イチジク。
さまざまなフルーツの産地を目指している宮城県富谷市。そこに近年、新たな特産品が加わりました。それは「はちみつ」です。
市役所の屋上で西洋みつばちを飼うプロジェクトは、年を追うごとに人の輪を広げています。みつばちがもたらす“めぐみ”「はちみつ」を、存分に味わえるスイーツをご紹介します。

手探りで養蜂をスタートさせ、多くの市民を巻き込んでいったそのバイタリティーは驚嘆のひとこと。でも、実際お会いした村上幸枝さんは、そんな熱量を持つとは思えないほど、さらりとした佇まいと爽やかな笑顔が素敵な女性でした。

「みつばちって最初は刺されるかも? と尻込みしちゃいますよね。でも、慣れてくると自然に“ふわふわしていてかわいい”と感じるようになりますよ」。富谷市では市民ボランティアが中心となり、「とみやはちみつプロジェクト」として、市役所の屋上で養蜂に取り組んでいます。その代表を務めるのが、村上幸枝さちえさん。実証実験の期間を含め、プロジェクトは今年4年目を迎えました。
富谷の市制移行をきっかけに、「はちみつを新たな特産品に」という取り組みがスタートしたのは平成28年のこと。中心人物として白羽の矢が立った村上さんは、それまで「NPO法人SCR」の代表として、自然環境保護を中心に活動をしていたものの、養蜂の経験はありませんでした。プロジェクトの立ち上げに加わったSCRのメンバー5人も同じです。「最初はとにかく手探りです。県内の養蜂家に教えてもらったり、本で調べたり。現場に招いた先生の手順を見て必死に覚えました」。

防護服を着た市民サポーター3班の皆さん。「スケジュールが合わないときは違う班に参加してお世話しています」参加意欲旺盛です。

そして、プロジェクトが本格始動する際に、サポーターを集めることになりました。「養蜂に果たしてどれだけの人が興味を持つだろう」という不安の中、予想を遥かに超える方々から問い合せが殺到。「おもしろそう、採れたてのはちみつが食べられそう、養蜂を始めてみたい!」と、たくさんの富谷市民が名乗りを上げてくれました。「市外からも問い合せをいただき、その反響の大きさに驚きました」と村上さんは振り返ります。
現在メンバーは25名、3班体制でシフトを組んで、みつばちのお世話をしています。今年は8つの巣箱から(約72,000匹)約240sのはちみつを収穫することができました。

みつばちがいっぱい! 半径2〜4kmの花や木から蜜を集めてきます。みつばちの健康状態を観察したら、たっぷりと蜜のつまった巣枠を取り出し、遠心分離器にかけて採蜜。蜜濾器を通して保管します。

はちみつは、蜜源となる花の種類によって風味が大きく変化します。「はちみつから桜の香りを感じ“ああ、桜が近くで咲いていたんだな”と知る。住んでいる町の自然を、はちみつから感じるのって、ちょっと素敵ですよね」と村上さん。並行して、富谷市が主体となり、みつばちたちの蜜源を豊かにする「花いっぱい運動」という活動もスタートしているそうで、はちみつを軸に市民活動の輪が豊かに広がっていく様子がうかがえました。みつばちが元気な環境は、人も住みやすいと言われています。みつばちと季節の花たち、人との楽しい共同作業は、これから越冬の準備に入ります。

さあ、この「とみやはちみつ」を生かしたお菓子を作ってみましょう。レシピを教えてくださるのは、市内で菓子店「アトリエ・ムー」を営む工藤治さんです。実は工藤さんも「とみやはちみつプロジェクト」メンバーの一人。地域とのつながりを何よりも大切にしています。自ら採取したはちみつをお菓子の材料に使い、富谷ならではのスイーツをいくつも考案しています。今回は「はちみつマドレーヌ」と「はちみつとヨーグルトのムース」です。マドレーヌは冷めてもおいしいですが、ここでは特権とばかりに、型から外したばかりの焼き上がりをいただきました。すると、これまでのマドレーヌ感がくつがえる、目を見開くほどのおいしさでした。表面はさっくり、中はふわふわ。はちみつの華やかな香りがふわりと広がります。「生地を仕上げるとき、ハンドミキサーを中速にして気泡の大きさを揃えるのがコツ」と工藤さん。今回は桜の蜜でしたが、レンゲやヒマワリ、クリなどのはちみつは、また違った風味が楽しめるそうです。
次は、やはり富谷の名産品・ブルーベリーをはちみつで和え、ヨーグルトムースを挟んだひと品。ベリー、ブドウ、ヨーグルトの酸味がはちみつの甘さでマイルドに調和し、すっきりとした味わいです。
おいしいものは人を笑顔にします。富谷の養蜂活動はそんな笑顔を育てながら市民の心をひとつにまとめ、富谷の自然を豊かにし、さらには「特産品」として、町の魅力を発信するアイコンとなっています。そんな幸せな循環を感じた一日でした。

今回のレシピ

はちみつマドレーヌ(20個分)

グラニュー糖
140g
はちみつ
25g
1g
卵(Mサイズ)
3個
薄力粉
80g
強力粉
80g
ベーキングパウダー
1g
バター
160g
バニラオイル
少量
1.ボウルにグラニュー糖と塩を入れ、はちみつを混ぜ合わせる。
2.1と溶いた卵を合わせ、湯せんで人肌に温めながらハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。最後にミキサーを中速にし、気泡のキメを整える。
3.2にふるった薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーを入れ、しっかり混ぜ合わせたら、50〜60℃の湯せんで溶かしたバターを加え、さっくりと合わせる。
4.3にバニラオイルで香りをつけた後、しぼり袋で型に生地を入れ、200℃で予熱したオーブンに入れ10〜12分ほど焼く。

はちみつとヨーグルトのムース
(4人分)

A:ヨーグルトムース
無糖ヨーグルト
90g
はちみつ
36g
レモン汁
8g
粉ゼラチン
4g
生クリーム(7分立てにしておく)
72g
B:フルーツのはちみつマリネ
はちみつ
8g
ラズベリー
32g
ブルーベリー
16g
赤すぐり(レッドカラント)
8g
C:トッピング
シャインマスカット
8粒
巨峰
8粒
ミント
適宜
  • 粉粉ゼラチンを冷水でふやかしておく。
  • Bのフルーツから水が出ないよう一旦冷凍した後、はちみつと和えておく。
  • ボウルに無糖ヨーグルト、はちみつ、レモン汁を合わせ、湯せんで戻した1を加える。
  • 3のボウルを氷で冷やしながら混ぜ、そこに7分立てした生クリームを混ぜ合わせる。
  • 器に2のベリー類を入れ、上から4を流し入れ、冷やし固める。
  • 上にCのブドウ類とミントをトッピングして完成。

Yui×Instagramのサポーターさんが取材に参加してくれました

ふるふるの食感!「はちみつレモンゼリー」
黄金色の「はちみつバターカステラ」もおいしい!

フォトジェニックな花々やスイーツなどの写真を投稿し人気を集めている@_____m_____0さん。今回「アトリエ・ムーさん」を訪ねて、はちみつスイーツをレポート!「ゼリーはレモンの酸味とはちみつの甘さが合わさって爽やかなおいしさでした」と、素敵な写真を届けてくれました。 @_____m_____0さんのinstagramはこちら

  • とみやはちみつプロジェクト推進協議会
  • (富谷市経済産業部農林振興課)
  • (特定非営利活動法人SCR スマイル・チャレンジ・リレーション)
  • https://scrscr2012.wixsite.com/scr2012

「とみや国際スイーツ博覧会」

富谷産食材を使用した「とみやスイーツ」のほか、約60店のブースが一堂に会します。

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