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よりそうeネット

ちょっといいモノ語り

使えば使うほど、手に馴染み、愛着が湧く新潟を映す染め模様

みなさんは「手ぬぐい」をお持ちですか? 家事や仕事でフル活用している方もいれば飾ったり、集めたりしている方もいて使い方はいろいろ。
古くから日本人の暮らしに根付いてきた「手ぬぐい」。デザインの種類も増え、楽しみ方の幅もぐんと広がりました。
今回は、江戸時代から続く手仕事、技術を守りながら、現代の暮らしにマッチした新しい手ぬぐいの魅力を次々と提案する「越後亀紺屋藤岡染工場えちごかめこんやふじおかそめこうじょう」をご紹介します。

手ぬぐいで作ったご祝儀袋。お祝い事の思い出と一緒にずっと使えるのは嬉しいですね。

「家業を継ごうと思っていませんでしたが、大学生の時に見た中吊り広告が気持ちを変えました」と話すのは、越後亀紺屋藤岡染工場・専務の藤岡利明さん。その広告は大手ビールメーカーのキャンペーン広告で、オリジナルデザインの手ぬぐいをプレゼントという企画でした。「当時、うちでは社名を染めた手ぬぐいが主流でしたからデザイン性の高い手ぬぐいはとても目新しかった。手ぬぐいの魅力が見直されるかもしれないと可能性を感じました」。
越後亀紺屋藤岡染工場は、今から約270年前の寛延元年(1748)、糸染め屋として創業しました。その後、時代の変化とともに半纏はんてん法被はっぴ、のれん、商店や企業の販促品である手ぬぐいなどを製作。高い技術と時代にあった企画力を発揮してきました。

酒瓶を手ぬぐいでラッピング。この手ぬぐいは米俵とネズミの絵柄なんです。子年の来年にぴったり!

工房に隣接するショップを覗いてみると、かわいらしい絵柄や美しい色合いの手ぬぐい、小物が所狭しと並んでいます。中でも目を引いたのは錦鯉やトキ、チューリップ、鮭、ラーメン、ヒスイなど新潟ゆかりの絵柄の手ぬぐいです。
今までで99柄を製作していますが、12年前から長岡造形大学の学生さんと共同製作しています。製作を通じて「新潟にはこんな自然や文化がある」と地域の魅力を再認識してもらえたらと新潟をテーマにデザインしてもらい、今では40柄が定番商品になっています。

シンプルな絵柄の「TeWeL」は男女問わず使いやすい商品。右側はハンカチのように使える小さめの「Daily TeWeL」。

もうひとつ「地元」にこだわった商品があります。地元の紡績メーカーとコラボレーションした「TeWeLテオル」」はふきんの生地を染めているので吸水性抜群。タオルと手ぬぐいの良いところを取った画期的な商品として今、注目を集めています。「商品づくりで心がけているのは代々受け継いできた技術を使うことと、今の暮らしにフィットするものづくりをすること。新潟らしさも大切にしていきたいですね」と藤岡さん。越後亀紺屋藤岡染工場では先輩が培った伝統の技法に若い感性やアイデアが加わり、独自のものづくりを実現。これからも使う人が心地よくワクワクするような「いいモノ」が次々と誕生していくことでしょう。

  • 新潟県阿賀野市中央町2-11-6
  • 越後亀紺屋藤岡染工場  TEL.0250-62-2175
  • http://kamekonya.com

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